僕は幼少期の時に結婚式や葬式に行ったときにおじちゃん達が皆黒のスーツを着ている光景を見て不思議でした。
今では結婚式に礼服を着ている方は少なくなったと思いますが、昔は礼服に色ネクタイの方が9割位いたのではないでしょうか・・・・・・
葬式で黒のスーツを着るのは何となく分かるような気はしてましたが、結婚式で同じ黒のスーツにネクタイだけ変えた格好をしている人ばかりいたので『この人たちこのスーツしか持ってないん?』と思っていました(笑)
更に初めてスーツを買ってもらった時も『葬式でも着れる様黒にしなさい』と言われた事を思い出します。
誰も教えてくれない??そもそも何故礼服は黒なのかと言う事を書いていきます。
まず、礼服を着用する『場所』を思い浮かべたら
結婚式、葬式、告別式、披露宴、授与式、入学式、卒業式・・・etc
色々ありますが、全て人生の節目の行事に着用する機会が多い事が分かります。
この行事は主人公が一人いて自分が呼ばれる立場がほとんどです、更に複数人立場のまったく違う人が『祝うぞー』『悲しー』と同じ意思を持って集まる場がほとんどです。
ですが、ここで立場や環境、思考がまったく違う人が各自違う色を着て行ったら誰が主役か分からなくなりますよね、そこで『今日はこの人の為に特別に集まった同志である』と言うメセージを洋服で表しています。
ざっと言うと、誰もが混ざり切った色=黒=礼服となります。
色で言ううと色々な色を混ぜると最終的に黒に近い色になりますよね。これと一緒です(笑)
なので結婚式も黒ネクタイで出席しても本当は問題ないんですが日本の結婚式で出席したな白い目で見られます。(黒の蝶ネクタイは何も言われない・・・)
間違いではないので勇気がある方は挑戦してみて下さい(笑)
外国の結婚式などはお祝い事で『この人の為に集まった同志』と言う事を色で表す事は良く見られます。
こういった背景知っていていれば礼服を着る着ないを自分で判断できると思います。
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